EPAは食事からでしか摂れない
日本人にとって野菜と魚は食卓に欠かせないものであり、年間を通して多くの魚を摂取していました。ところが、食生活が欧米化するとともに魚の摂取量が減少。そのため、現代人は必然的にEPAやDHAなども不足しているのです。
そんなEPA、DHAに代表されるn-3系脂肪酸には、EPA・DHA以外にもα-リノレン酸などがあります。しかし、このn-3系脂肪酸は体内で作り出すことが難しい成分の1つです。そのため、積極的に食事などで摂取する必要があります。
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」によると、n-3系脂肪酸の1日の摂取目安量は、成人男性で2.0g、成人女性で1.6g以上とされています。